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Posted by TI-DA at

3月21~23日渡嘉敷島へ

2008年02月26日/ 日程・予定・イベント情報

3月21日~23日、2泊3日で渡嘉敷島へボートダイビングに行くことになりましたシュノーケル
クラブ代表のホヌーさんもご一緒です!

既にCカードをお持ちの方に限定させていただきますが、ご参加希望の方、メールにて参加表明をおねがいしますパー
お問い合わせもお気軽にどうぞ。

取り急ぎご連絡でしたぶーん



クラブ会員の方は1泊2食×2日の宿泊代と2ボートダイビング×2日で、40000円です。
*渡嘉敷島までの交通費、昼食は含みません。
まだ会員でない方は別料金でご案内させていただいていますのでお問い合わせ下さい。
  


Posted by *ハナ* at 11:14Comments(0)

いのちひとつらなり 『寛容』の風景

2008年02月26日/ ホヌーさんからのお便り

クラブ代表のホヌーさんこと今田求仁夫先生よりエッセイをいただきました。

地球が大きく変化してきていて、それに対する世の中の動きに関してかすかに感じていたこと。
ぐるぐる頭の中を駆け巡っていたもやもや。
エッセイを読ませていただいて、のどに刺さったさかなの骨が取れたような、そんな感覚を味わわせていただきました。

ホヌーさん、ありがとうございます。

みなさんはいかがでしょうか。

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いのちひとつらなり
   『寛容』の風景

  ハワイイ諸島は、地球上でどの大陸からも、もっとも離れた地点にある。
そうした地理的孤立条件に関わらず、否、その条件ゆえにこそ、この島々は、いのちの風景の流動性、循環、融合、寛容性などに気付かされる場所でもある。

 太平洋のど真ん中に北西から南東にかけ、飛び石の様に点在するハワイイ諸島の各島はそれぞれ個性に富み、地質的『輪廻』を見せている。
 それらの島の中でも、もっとも年若く、いまだに大地を生み広げ続けているハワイイ島
は、地球上にある12の気候帯の内の11の気候までをも有し、多様性に富んだ、豊かな
自然に恵まれている。
ハワイイ島を訪れた人は一様に、その自然の豊かさに包まれ感動する。

しかし、ハワイイの自然を賞賛する人々の目に映っている、この島の生命層の多くは、こ
の島の固有種ではない。むしろ、人間も含め、多くの植物、動物、昆虫、更には、微生物
までが、この大洋の真ん中に孤立した島に『入植』した外来生物なのである。

それらをもたらしたのは、4つのWだとハワイイの人は言う。
潮流(Water),風(Wind),そして鳥(Wing)。
確かに、東アジアで季節風によって巻き上げられた種子が、ジェットストリームに乗って
運ばれている事は既に分かっている。
また、渡り鳥が種子を運んではるばるこの孤島まで飛来する事も知られている。
潮流によってハワイイ諸島の浜辺に運ばれた流木に潜り込んでいた甲虫の類が今日でも
「発見」される事もある。
 もう一つのWは?とハワイイアンの血をひく友人に尋ねてみた。
4つ目のWは、WisdomのWだよ。この大洋の中に孤立した島々までやって来た人々の
智慧だよ。と返事が返ってきた。

 ハッキリした年代は分からぬものの、幾度にもわたって、ポリネシアの島々、タヒチな
どから、現在のネイティブ・ハワイイアンの先祖たちは、星に導かれて、この島々に入植して来た事は知られている。
 この入植者たちが、様々なそれまでハワイイ諸島には存在しなかった生物を運びこんだ事は疑いない事実だろう。
 例えば、今ではハワイイ諸島の風景になくてはならぬ、殆どの絵葉書の背景に載っているココヤシは、本来インドネシアの島々が原産地である。
潮流で流れ着いたものもあろうが、現在各地に見られるココヤシの林を形成したのは、入植者たちによる植え付けが行われたからであろう。

 因みに、ハワイイの島々に、最初のヨーロッパ人が到着した頃には、既に、27種類もの換金作物が島々に育っていたと言う報告がある。
一部を上げてみよう。サツマイモ、サトウキビ、竹、ココヤシ、クズウコン、ヤムイモ、バナナ、ターメリック、ショウガ、パンノキ、桑、ヒョウタン、ハイビスカス、ククイの木などなど。どれも、ハワイイ固有種ではない。
全て、インド、東南アジア、インドネシア、南北アメリカ、アフリカから持ち込まれたものである。
 ポリネシア人たちの航海能力は非常に優れたものであったが、彼等がインドやアフリカまで航海をしたと言う事は考えられない。
 現在の研究では、これらは1400年代前半(ヨーロッパ人による『大航海時代』の始まる約1世紀も以前)に、明代の中国人によって行われた、大航海と入植によってもたらされた事が分かってきている。
 
 この世界史の常識を大きく塗り替える事実も驚異だが、今、我々が目にするハワイイの
自然はこうして形作られている。
 無論、近代に行われた大規模移民受け入れにより持ち込まれた多くの外来生物もある。
日系人の家の周囲には、つつじが咲き乱れ、椿やあじさいが植えられている。

 一方、ハワイイ島に顕著なように、新たな大地を生み出し続ける火山活動は、森を焼き尽くし、不毛の溶岩原に変えてしまう。

もっとも、溶岩は多様なミネラルに富み、水のフィルターとしても優れ、島の各地に豊かな泉をもたらすものでもある。
 更に、人の営みも、この島の固有種を絶滅に追い込み、この島の生命層を変えてしまってもいる。
ハワイイの王族のまとうマントを飾る為に、固有種の鳥の幾種かが乱獲され、絶滅に追いこまれたのは、その一つの例である。

 にも拘らず、今、目前には、ハワイイ島の豊かな自然が広がっている。
その風景を見る度に、今日しきりに叫ばれる『自然保護』に思いを致す事になる。

 現在、自然保護を語る時、在来種の保護、外来種の排除、固有種による自然林の回復、人間による自然の管理、保全などの用語が並べられる。

 産業革命に始まり、現代を特徴付ける大量生産、大量消費による自然破壊は、温暖化による異常気象として、もはや待ったなしの状況まで来ている。
 この状況の中で、自然保護が声高に叫ばれる中、何らかの違和感と危惧を抱いているのは私だけであろうか。

 多くの外来種によって成り立ち、度重なる火山による自然生態系の破壊と再生を繰り返している、このハワイイ島の風景を見るにつけ、現在進行している自然環境保護に関する論議、社会的コンセンサスの息苦しさとは対照的な様々ないのちの『寛容』さを感じるのである。

 或るとき、ネイティブ・ハワイイアンの友人たちと、かつてハワイイの人々にとって尊崇の対象であったヘイアウ(神社)のあった地の清掃を行っていた時、何とも言えぬ懐かしさを感じた私は、「まるで、故郷の神社にいるような気がする」とつぶやいた所、傍らに居たハワイイアンの友人の一人が、「何をもってハワイイアンだと言う?」と問い返してきた。
唐突な問いに、考えていると、周りにいるメンバーを指差しながら、「彼はフィリピン系、彼は中国系、私は4分の1白人系が入っている。でも、皆ハワイイアンさ。もし、君がここを故郷だと感じるなら、君もハワイイアンさ。」

 自然を謙虚に見つめる時、いのちひとつらなりの寛容な風景が見えてくる。
そこに、在来種も、外来種も、排除や管理の論理は無い。
ましてや、経済的観点からの人間本位の考えも無い。
また、人間の一方的思い入れの自然の擬人化も無い。

 いのちは、ひとつらなり。
個々の多様性を持つが故に、流動的、融合的、そして大らかな自立性としたたかで、しなやかな寛容性によって成り立っている。

 エネルギーを飲み尽して、身の丈以上の欲望を充足させようとする行為はもはや自滅の道しかない。一方、人間は、自分の身の丈を自然に押し付けようとするのではなく、自らの身の丈をはるかに越えた自然の営み、いのちひとつらなりの風景の1点景である謙虚さをもう一度取り戻す時を迎えている。

                 2007年11月
                    ハワイイ島、ホナウナウの浜辺にて
                           
                           今田 求仁生
  


Posted by *ハナ* at 00:26Comments(0)

「この亀は」~カメの祈り~

2008年02月25日/ ホヌーさんからのお便り

クラブの大黒柱のホヌーさんから、素敵な詩が届きました。

ハワイの海のウミガメさんを思い浮かべながら。お休み前に。



「この亀は」
        ~カメの祈り~                         Honaunau,Hawaii 21.01.'08

この亀は
 その大いなる背に
    人々の悲しみを乗せ
       海の深みに運び去る

この亀は
 その大いなる背に
    人々の痛みや不安、恐れを乗せ
       はるかなる沖の深みに運び去る

この亀は
 人々の不幸を吸い取り
    その大いなる背で
       傷ついた心を休らがせる

この亀は
  語らない
 ただその大いなる背と
   静かでおだやかなしぐさで
 人々に微笑みと平安をもたらす

子供たちよ
この大いなる背で
   おだやかな夢を見るがいい

年老いた人々よ
この大いなる背で
  生きてきた年月の苦悩を
  行く末の不安を忘れて
   深い眠りをたのしむがいい

愛した人を失ったあなたよ
この大いなる背で
 悲しみのない
   安らかな眠りを得るがいい

このような亀に
  私もなれたら・・・

                            Honu
  
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Posted by *ハナ* at 23:40Comments(0)

部屋一杯の布、布、布…

2008年02月25日/ 日記

まだまだ寒い日が続きますが、沖縄は日差しが出るとぽかぽか陽気です。
先日は23度にまで上がり、今年初、「暑い…赤ハイビスカス」と感じました。

そんな春の足音が聞こえ始めると、沖縄ではあっという間に初夏がきます。

その、あっという間にやってくる夏に向けて、Tシャツ製作中です。


「ああでもない、こうでもない…」と、いろんな布に囲まれてあれこれやっているときって、幸せだなあと感じます音符オレンジ(散らかり放題ですが…)

ご対面した瞬間、笑顔になれるようなTシャツたちを作り出していきたいと思います。

ハワイイで買ってきた生地がどんな風に生まれ変わるかな~。  


Posted by *ハナ* at 23:39Comments(0)