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"Hug!" from Honu

2009年04月30日/ ホヌーさんからのお便り

Hug!

  For ordinary Japanese people, it is not a habitual act to hug or to be hugged by someone. When I visited France in my youth, I was shocked by their hugging and kissing so often.

  Years later, I was in Calcutta [now Kolkata] to work as a volunteer in one branch of activities organized by Mother Teresa. My work was to seek dying people in the street of Calcutta every early morning, and take them to the place later called “House of Dying”. Almost of them were past cure. They are dying. What we could do was to clean up their bodies sometimes covered with pus and leeches. After cleaning up, we put on them clean and comfortable clothes.
 One day, I met an old man dying. Nuns were so busy because that morning we had many dying people. After praying for the man, nuns left him alone. I saw the furrows of grief in his face. The old man was in deep solitude. Unintentionally, I hugged him and I stayed with him until he passed away. Just before his last breath, he opened his eyes and smiled so beautifully. Since then it has become my way to bless “the departure” of dying person.

 After India, I went to several places in the world where I could help the victims of war, natural hazard and social inequality. In each case I met many orphans who had very deep hurt not only of their body but also of their soul. They were dying in their mind. For almost of them, a psychological approach by doctors was not enough efficient. One night I kept hugging the whole night a little boy who had been screaming nonstop even one minute. The day after, he stopped crying. I continued to hug him as possible as I can. First, he was just a cold stone. A few days later, he became warm and soft. One day he laughed. It was first time that we heard his voice.

 As a doctor of oriental traditional medicine, I often receive patients of serious illness or their family coming to ask my advice. My advice is always finished with the following phrase “First of all, please hug each other as often as possible.” Last year, a family of a patient who had cancer of the pancreas in terminal care came to ask me if they could cut a prescription of painkiller and give him ordinary life for his last moment. The patient was a doctor, a specialist of cancer. I went to see him and advised him, “Please hug with your family.” He told me “Doctor, I never hugged my son, my daughter…” According to the family, in his last ten days, he rarely had pain without painkiller and he enjoyed those days to hug each member of family as often as possible.

 Nowadays, many of doctors can not even touch their patients. From many researches, healing touch gives us beneficial effects, such as increasing the power of resistance to disease, decreasing pain, being emotionally stable and so on. Each time when I give lecture for medical staffs, I tell them “Hug! Hug your patients. Hug your colleague. Hug your family. You will find not only your patients but also yourself healed.”

March 27 2009
By Honu
  


Posted by *ハナ* at 14:46Comments(0)

ホヌーさんのお便り「処暑の候」~クラブハウス開設にあたって~

2008年09月11日/ ホヌーさんからのお便り

先日、8月23日の夕方から、帰国されたばかりのホヌーさんを囲み、開設したばかりのクラブハウス「ホヌアロハ」で、オープニング・パーティーが開かれました。
お越し頂いた皆さん、楽しい時間をありがとうございました。
楽しいあたたかな、沖縄らしい宴を、皆さんで演出してくださり、感謝の気持ちで一杯です。
ホヌーさんからも、お便りをいただきました。
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「処暑の候」
 沖縄でも、ふと秋の気配を感ずる「処暑」の候、八月二十三日の夕暮時、読谷村、残波岬と真栄田岬をつなぐ、イノーに抱かれた静かな長浜集落内の露路奥、ささやかな家が賑わいを見せた。
 沖縄ホヌークラブ、クラブハウス「ホヌアロハ」のオープニングの宴である。
 二十二~三名までは数えたが、それから先は、重ねる杯の彼方で、何人の参加者があったのかは定かではない。
ただ、ふと気付くと、私と埼玉から移住してきたハナ、そして、アメリカから、沖縄で働く娘を訪ねて、来日したばかりの韓国系アメリカ人母娘、この4人以外は全て沖縄の方々。
 「かぎやで風節(かじゃで、ふうぶし)」で、場を祝い初め、「安里屋ユンタ」、「南嶽節」、「伊野波節」更に、更にと、唄や踊りが続いた。
 三家族の親も子も混えた唄三線、踊りの和やかさ、楽しさ、クラブハウス「ホヌアロハ」のささやかな空間に福の気が満ち満ちた。
 小学六年生、ジュニア・オープン・ダイバーである澤岻安樹君、お兄さんの安優君、三振のお師匠の平田邦夫さん、太鼓は渡久地利枝子さん、踊りは渡久地章仁さん、小学一年生の平田夢明乃ちゃん、小学三年生の平田鈴乃ちゃん、平田まさえさん、ご家族みんなで、踊り、唄三線を楽しみ、祝い興じて頂いている。
 私が願ってるいやしの風景、そのものの一夜であった。
 「かぎやで風節」の歌詞に、
 「きゆぬふくらしゃや なをうにじゃなたてる ついぶでをうるはなぬ、ついゆちゃたぐとぅ」(今日のうれしさは何にたとえようか、つぼんでいる花が露に出会ったようだ。)とある。
 正に、そのような思いをしみじみとした宵であった。
 沖縄ホヌークラブ、クラブハウス「ホヌアロハ」は、去る八月八日に開設いたしました。その時期、私は、国外におりましたので、オープニング・パーティーは、二十四節気の夏の暑気の収まる頃「処暑」八月二十三日に行いました。当日、お祝いをお寄せ頂いた全国各地のメンバーの皆様、心より感謝申し上げます。また、クラブハウス開設にあたり、様々な備品をご寄付頂き、お一人お一人、お名前を上げませんが、ここで御礼申し上げます。
 この福の気に満ちたクラブハウスを、ささやかながらも、人々の良きご縁の育くまれる場所に、心身の安らぎの場に、これからまた皆様によって育てていただければと念じております。
 
                                ホヌー
  
  明日の出国を控えて
         ホヌアロハにて
     2008年8月31日

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今後クラブハウスでは、滞在型の各種いやしのワークショップや、スクーバダイビングの認定講習も開催していく予定です。
ご利用については、http://okinawahonuclub.net/ の右上「クラブハウス&宿泊」をクリックしてください。

クラブハウス honualoha
〒904-0324 沖縄県中頭郡読谷村長浜219

  


Posted by *ハナ* at 02:02Comments(0)

いのちひとつらなり 『寛容』の風景

2008年02月26日/ ホヌーさんからのお便り

クラブ代表のホヌーさんこと今田求仁夫先生よりエッセイをいただきました。

地球が大きく変化してきていて、それに対する世の中の動きに関してかすかに感じていたこと。
ぐるぐる頭の中を駆け巡っていたもやもや。
エッセイを読ませていただいて、のどに刺さったさかなの骨が取れたような、そんな感覚を味わわせていただきました。

ホヌーさん、ありがとうございます。

みなさんはいかがでしょうか。

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いのちひとつらなり
   『寛容』の風景

  ハワイイ諸島は、地球上でどの大陸からも、もっとも離れた地点にある。
そうした地理的孤立条件に関わらず、否、その条件ゆえにこそ、この島々は、いのちの風景の流動性、循環、融合、寛容性などに気付かされる場所でもある。

 太平洋のど真ん中に北西から南東にかけ、飛び石の様に点在するハワイイ諸島の各島はそれぞれ個性に富み、地質的『輪廻』を見せている。
 それらの島の中でも、もっとも年若く、いまだに大地を生み広げ続けているハワイイ島
は、地球上にある12の気候帯の内の11の気候までをも有し、多様性に富んだ、豊かな
自然に恵まれている。
ハワイイ島を訪れた人は一様に、その自然の豊かさに包まれ感動する。

しかし、ハワイイの自然を賞賛する人々の目に映っている、この島の生命層の多くは、こ
の島の固有種ではない。むしろ、人間も含め、多くの植物、動物、昆虫、更には、微生物
までが、この大洋の真ん中に孤立した島に『入植』した外来生物なのである。

それらをもたらしたのは、4つのWだとハワイイの人は言う。
潮流(Water),風(Wind),そして鳥(Wing)。
確かに、東アジアで季節風によって巻き上げられた種子が、ジェットストリームに乗って
運ばれている事は既に分かっている。
また、渡り鳥が種子を運んではるばるこの孤島まで飛来する事も知られている。
潮流によってハワイイ諸島の浜辺に運ばれた流木に潜り込んでいた甲虫の類が今日でも
「発見」される事もある。
 もう一つのWは?とハワイイアンの血をひく友人に尋ねてみた。
4つ目のWは、WisdomのWだよ。この大洋の中に孤立した島々までやって来た人々の
智慧だよ。と返事が返ってきた。

 ハッキリした年代は分からぬものの、幾度にもわたって、ポリネシアの島々、タヒチな
どから、現在のネイティブ・ハワイイアンの先祖たちは、星に導かれて、この島々に入植して来た事は知られている。
 この入植者たちが、様々なそれまでハワイイ諸島には存在しなかった生物を運びこんだ事は疑いない事実だろう。
 例えば、今ではハワイイ諸島の風景になくてはならぬ、殆どの絵葉書の背景に載っているココヤシは、本来インドネシアの島々が原産地である。
潮流で流れ着いたものもあろうが、現在各地に見られるココヤシの林を形成したのは、入植者たちによる植え付けが行われたからであろう。

 因みに、ハワイイの島々に、最初のヨーロッパ人が到着した頃には、既に、27種類もの換金作物が島々に育っていたと言う報告がある。
一部を上げてみよう。サツマイモ、サトウキビ、竹、ココヤシ、クズウコン、ヤムイモ、バナナ、ターメリック、ショウガ、パンノキ、桑、ヒョウタン、ハイビスカス、ククイの木などなど。どれも、ハワイイ固有種ではない。
全て、インド、東南アジア、インドネシア、南北アメリカ、アフリカから持ち込まれたものである。
 ポリネシア人たちの航海能力は非常に優れたものであったが、彼等がインドやアフリカまで航海をしたと言う事は考えられない。
 現在の研究では、これらは1400年代前半(ヨーロッパ人による『大航海時代』の始まる約1世紀も以前)に、明代の中国人によって行われた、大航海と入植によってもたらされた事が分かってきている。
 
 この世界史の常識を大きく塗り替える事実も驚異だが、今、我々が目にするハワイイの
自然はこうして形作られている。
 無論、近代に行われた大規模移民受け入れにより持ち込まれた多くの外来生物もある。
日系人の家の周囲には、つつじが咲き乱れ、椿やあじさいが植えられている。

 一方、ハワイイ島に顕著なように、新たな大地を生み出し続ける火山活動は、森を焼き尽くし、不毛の溶岩原に変えてしまう。

もっとも、溶岩は多様なミネラルに富み、水のフィルターとしても優れ、島の各地に豊かな泉をもたらすものでもある。
 更に、人の営みも、この島の固有種を絶滅に追い込み、この島の生命層を変えてしまってもいる。
ハワイイの王族のまとうマントを飾る為に、固有種の鳥の幾種かが乱獲され、絶滅に追いこまれたのは、その一つの例である。

 にも拘らず、今、目前には、ハワイイ島の豊かな自然が広がっている。
その風景を見る度に、今日しきりに叫ばれる『自然保護』に思いを致す事になる。

 現在、自然保護を語る時、在来種の保護、外来種の排除、固有種による自然林の回復、人間による自然の管理、保全などの用語が並べられる。

 産業革命に始まり、現代を特徴付ける大量生産、大量消費による自然破壊は、温暖化による異常気象として、もはや待ったなしの状況まで来ている。
 この状況の中で、自然保護が声高に叫ばれる中、何らかの違和感と危惧を抱いているのは私だけであろうか。

 多くの外来種によって成り立ち、度重なる火山による自然生態系の破壊と再生を繰り返している、このハワイイ島の風景を見るにつけ、現在進行している自然環境保護に関する論議、社会的コンセンサスの息苦しさとは対照的な様々ないのちの『寛容』さを感じるのである。

 或るとき、ネイティブ・ハワイイアンの友人たちと、かつてハワイイの人々にとって尊崇の対象であったヘイアウ(神社)のあった地の清掃を行っていた時、何とも言えぬ懐かしさを感じた私は、「まるで、故郷の神社にいるような気がする」とつぶやいた所、傍らに居たハワイイアンの友人の一人が、「何をもってハワイイアンだと言う?」と問い返してきた。
唐突な問いに、考えていると、周りにいるメンバーを指差しながら、「彼はフィリピン系、彼は中国系、私は4分の1白人系が入っている。でも、皆ハワイイアンさ。もし、君がここを故郷だと感じるなら、君もハワイイアンさ。」

 自然を謙虚に見つめる時、いのちひとつらなりの寛容な風景が見えてくる。
そこに、在来種も、外来種も、排除や管理の論理は無い。
ましてや、経済的観点からの人間本位の考えも無い。
また、人間の一方的思い入れの自然の擬人化も無い。

 いのちは、ひとつらなり。
個々の多様性を持つが故に、流動的、融合的、そして大らかな自立性としたたかで、しなやかな寛容性によって成り立っている。

 エネルギーを飲み尽して、身の丈以上の欲望を充足させようとする行為はもはや自滅の道しかない。一方、人間は、自分の身の丈を自然に押し付けようとするのではなく、自らの身の丈をはるかに越えた自然の営み、いのちひとつらなりの風景の1点景である謙虚さをもう一度取り戻す時を迎えている。

                 2007年11月
                    ハワイイ島、ホナウナウの浜辺にて
                           
                           今田 求仁生
  


Posted by *ハナ* at 00:26Comments(0)

「この亀は」~カメの祈り~

2008年02月25日/ ホヌーさんからのお便り

クラブの大黒柱のホヌーさんから、素敵な詩が届きました。

ハワイの海のウミガメさんを思い浮かべながら。お休み前に。



「この亀は」
        ~カメの祈り~                         Honaunau,Hawaii 21.01.'08

この亀は
 その大いなる背に
    人々の悲しみを乗せ
       海の深みに運び去る

この亀は
 その大いなる背に
    人々の痛みや不安、恐れを乗せ
       はるかなる沖の深みに運び去る

この亀は
 人々の不幸を吸い取り
    その大いなる背で
       傷ついた心を休らがせる

この亀は
  語らない
 ただその大いなる背と
   静かでおだやかなしぐさで
 人々に微笑みと平安をもたらす

子供たちよ
この大いなる背で
   おだやかな夢を見るがいい

年老いた人々よ
この大いなる背で
  生きてきた年月の苦悩を
  行く末の不安を忘れて
   深い眠りをたのしむがいい

愛した人を失ったあなたよ
この大いなる背で
 悲しみのない
   安らかな眠りを得るがいい

このような亀に
  私もなれたら・・・

                            Honu
  
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Posted by *ハナ* at 23:40Comments(0)

ホヌー通信 ハワイの海から 2007冬

2007年12月04日/ ホヌーさんからのお便り

ハワイイをおとずれていらっしゃるホヌーさんから、続々オキナワホヌークラブへお手紙をいただいています。
今回は「ホヌー通信 ハワイの海から 2007冬」と題して。
夜明けの海でのイルカたちとの出会いについてつづってくださっています。
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 一刻深く呼吸をし、身を沈めていく。
薄明の刻、遠くマウナロアの稜線がうっすらと浮かび上がっている。
ハワイとはいえ、何もつけぬ身に海水の冷たさがしみわたってくる。
海の中はまだ夜、深海性のプランクトンか、きらびやかな色光を発しながら過ぎてゆくのが、マスクをつけぬ目におぼろげに見える。水底ははるかかなた、行きつける深さではない。しかしひたすら潜り続ける、それを待ちながら…。  来た!気配はぐんぐん近づいてくる。目をつむり更に潜り続ける。突然水中は賑やかさにみたされる。彼らの発するエコロケーションの「騒音」。
私のすぐそばを風のごとくに彼らは通り過ぎまた反転。目をつぶったままゆっくり宙返りする。私とともに彼らも宙返りする。何度も何度も。
 息継ぎに浮上を始めた時、私の素肌に何かが触れた。目を開いてみた。私はイルカたちに囲まれていた。その内の一頭が私にヒレでそっとふれていた。
薄明の一刻、私から「人間」の殻がはがれ落ちていった。
Honu

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1月ハワイイ島への旅、ご興味がある方は"オーナーへメール"からお問い合わせ下さい。
若干名でしたら追加受付できそうです。

詳細は→http://okinawahonuclub.ti-da.net/e1774440.htmlをご覧下さい。  


Posted by *ハナ* at 15:26Comments(0)

ハワイイ島より届いたホヌーさんからのお便りです

2007年11月21日/ ホヌーさんからのお便り

ハワイイ島やしをおとずれているホヌーさんから、お手紙メールが届きました。

いただいた文章を読んで、私の胸の奥からあつい塊りのようなものがぐぐっとこみ上げてきました。

前置きはこの辺で。
皆様へのお便りです。
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"ハワイアン・リインカルネーション"
 この地球上で、どの大陸からも もっとも離れた所にある島々と云われるハワイ諸島。ここはまた、地球生命、ガイアのリインカルネーション(輪廻転生)の非常に分かり易い地でもある。

北西に位置するミッドウェー諸島から、南東の端にあるハワイイ島まで年老いていずれ消えゆく島々から地中から勢いよく「いのち」をほとばしらせ、海に向かって大地を作り続けている島まで。
 
ハワイイ島の南東には海底火山が隆起し、いずれ新たな島が生まれるであろうとも云われている。

大地の輪廻転生。

また太平洋の真ん中に在るこの島々では水循環(水の輪廻転生)も分かり易い。

ハワイアンブリーズにより海からの水分を含んだ大気は、この火山島の山肌を駆け登り雲をなし雨を降らせる。

火山性の大地のフィルターは地味を豊かに加えながら至る所に泉となって湧き出してくる。
海底至る所でも、この湧き水に出会う。

海底に潜り、この湧き出る真水を口に含んでみた。大地の息吹き、水の輪廻が身の隅々までしみわたってゆく。

人もこのリインカルネーションの中にある。

その当たり前が、身にしみわたってゆく。     
                                                                                                              ホヌー


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ホヌーさんとご一緒に年明け一月にハワイイ島へ行く企画があります。↓
http://okinawahonuclub.ti-da.net/e1774440.html
ハナ
  


Posted by *ハナ* at 20:42Comments(0)

2007年冬 ホヌー便り

2007年11月19日/ ホヌーさんからのお便り

まだまだ発展途中の沖縄ホヌークラブのために、クラブ代表のインストラクターホヌーさんからお便りメールをいただきました。
すでにダイバーシュノーケルですという方にも、これからダイビングにチャレンジしたいクマノミという方にも、皆さんに安全に楽しく末永くダイビングライフを送っていただきたいということが私たちの願いです。
そしてその体験が、皆さんの宝物キラキラ になっていただければと思うのです。
以下、ホヌーさんからのお便りです。
                                                             ハナ
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2007.冬

ホヌー便り

  早いもので、沖縄ホヌークラブ実質発足以来、間もなく3年となります。
各地のホヌークラブの中で、唯一ビギナーのCカード講習からのダイバー講習を行ってい
る沖縄ホヌークラブですが、この間に延べ120名を超える認定が行われました。
アマチュア・ダイバーの最高ランク、マスター・スクーバ・ダイバー(MSD)も既に4名誕生。来年には、この数も10名を超えそうです。
本来、自分でダイビング・プロファイルを組み、バディと共にダイビングを実施できる自立
したダイバーを育てる事がホヌークラブの設立当初からの願いですが、沖縄ホヌークラブでも徐々に実現化しています。
 素晴らしい水中世界を拓かれたダイバーお一人お一人が、この豊かな体験を一生涯安全
に楽しんで頂く為にも、皆さんもMSDを目指して見て下さい。

MSDって何だ、という方のために、
 レスキュウ・ダイバーの認定を受け、5つ以上のスペシャリティを持ち、様々なダイビング体験を持っている事がインストラクターによって認められて、このランク申請が行われ
ます。
MSD認定を受けたダイバーは、自らダイビングを計画し、他のダイバーを連れて行く事ができる、ダイビング・リーダーとしてダイビングを実施する能力を認められた事になります。プロとの違いは、収入を伴わない事、インストラクションができない事ですが、アマチュア・ダイバーとしては最高の栄誉と信頼を示すランクです。
 沖縄ホヌークラブでは、MSD取得ダイバーには、ご自身でダイビングを計画実施される場合は、ダイビング・ポイント情報とタンクの提供経費実費のみという特典もあります。
 また、MSDは将来プロダイバーを目指される方には、プロへの道の第一歩となります。

 プロと言えば、12月にはいよいよ沖縄ホヌークラブ生え抜きの第一号アシスタント・インストラクター(AI)が誕生します。
アシスタントが付くとは言え、立派なインストラクターです。
また、皆さんのメンバーの中から生まれたインストラクターです。皆さんのお力添えで優れたダイビング・リーダーとして大切に育てて下さい。
このAI認定と先のお二人のMSD認定を祝う集いを12月に行います。
追って日時、場所などお知らせしますので、メンバーの皆さん奮ってご参加下さい。
では、その折にお会いしましょう。
                                                                ホヌー
  


Posted by *ハナ* at 10:35Comments(0)

「梅雨明けの海」

2007年06月27日/ ホヌーさんからのお便り

沖縄へ戻られた、クラブ代表のインストラクターホヌーさんから、皆さんへのメッセージです。

  梅雨明けの沖縄に戻ってきた。
本州各地では、これから梅雨の本降りというニュースを空港のTVは流していた。奄美あたりから、眼下の雲は消え、沖縄本島北西に位置する伊平屋島・伊是名島は輝く青のグラデーションの中くっきりと際立って見えていた。機が高度を下げ、恩納沖を通過する頃には、海底地形がはっきりと見える程、視界も透明度もきわだっていた。
 早速真栄田沖の30mのドロップオフに潜った。途端、海底から何かがせり上がってきた。
カメだ!
大きな、立派なアオウミガメ。ゆうゆうと近づいてくる。まるで、私を迎えに来てくれたかのように、まっすぐ私に向かってきた。
私のそばまで来ると、誘うように私のまわりを泳ぎ初めた。水深約20m、いつもは賑わう真栄田岬の海だが、辺りにはダイバーの姿もなく、フリーダイブの私と、カメのみ無音の豊かな青に包まれて、暫し「宇宙遊泳」を楽しんだ
「単なる偶然!」、溢れかえる情報の中で、何もかも分かったつもりに、冷めてしまった現代人はそう云い捨ててしまうことだろう。
しかし、大自然の中で折々、こうした遭遇を経験してきた私には決して単なる偶然とは思えない。
 カメは私を待っていてくれたし、この出会いには何らかのメッセージがある。
 ともあれ、現代の日常生活の中、人が久しく忘れ去ってしまった豊かな驚きや不可思議が大自然の中にはまだまだ潜んでいる。
 梅雨明けの、オキナワン・ブルーの海、皆さんも、暫し日常を置いて、染まりにいらっしゃいませんか。
                                                                 ホヌー  


Posted by *ハナ* at 01:42Comments(0)

ホヌーさんからのお便り~2~

2007年04月21日/ ホヌーさんからのお便り

「ホヌー雑感」

 最近続けて60歳以上のご年齢のご婦人方、12歳未満の子供たちの認定講習を行いました。
 この方たちの勇気に敬服いたしました。
海に潜るというのは、どんなに慣れたものにとっても不安があり、緊張し、勇気のいるものです。
 最初は 何事も思うにまかせず、うまくゆかぬものです。まして、これまで慣れ親しんできた地上の条件とは全く異なる冷たい水の中に入っていくのですから。
インストラクターの立場ながら、いつも始めて潜水を体験なさる方々の勇気に感動させられます。
 何事もそうですが、経験をつめばいずれそれなりに上手になるものです。しかし、未知のものにチャレンジし身内に志える不安、恐怖、パニックを乗り越え、新たな自分に出会っていくことこそが、一番肝要な事と思います。
 ビギナーの皆さん、パニックでうまくスキルが出来なかったとしても、それで落ち込んだりしないで下さい。
 この体験にチャレンジした、あなたの勇気が何より素晴らしいのですから。
 それに、ホヌークラブはメンバー制クラブです。一人ひとりのメンバーの必要に応じて、じっくり時間をかけて、上達のお手伝いをします。
 今大ベテランのような顔して、上手に潜っておられるメンバーも、かつては皆さんと同じようなビギナーだったのです。
 私はダイビングには向いていないのかも…と思わずに、またご一緒に海に行きましょう。
 人類の祖先は海からやってきたという説もあります。里帰りをご一緒しましょう。
 その日を待っています。      
                                                  Honu

~~~~~~クマノミ~~~~~~やし~~~~~~さかな~~~~~~

07年度Honuの沖縄滞在予定
6月下旬から7月中旬
9月下旬から10月中旬
12月2週間ほど
 とはいえ、これ以外にも漂着しているかもしれませんよ。
私が居ない時でも、ハナDMが皆さんを海にお連れできます。新ポイントも様々開拓しています。いつでも潜りに来てくださ~い。
  


Posted by *ハナ* at 11:58Comments(0)

ホヌーさんからのお便り~1~

2007年04月21日/ ホヌーさんからのお便り

ホヌークラブメンバーへ

 お久しぶりです。
皆さんお元気にお過ごしでしょうか。
ホヌークラブ全国12支部の内、唯一ビギナーからの認定講習を行っている沖縄ホヌークラブも、創設3年を迎え、新年度は盛り沢山の企画を準備しました。
 因みに、昨年度までに、オープンウォーターダイバー、ランクアップを含めますと、130名の認定数となります。その内、12歳以下のジュニアダイバーが2名誕生し、一方、沖縄ホヌークラブ生え抜きのダイブマスターも誕生しました。
メンバーご存知のハナさんこと、すずきゆうこさんがその人ですが、沖縄に腰を落ちつけて丸一年。この間インターンシップを優秀な成績で了え、この5月からはダイブマスターでも、体験ダイビングを独自に行えるDSDリーダー資格を取得しました。
 また、今年度中に、アクアヒーリングのインストラクター資格を沖縄在住のメンバーから3名が取得される予定です。
 
 こうして沖縄ホヌークラブも、陣容を整えています。
また、クラブハウスも現在、沖縄在住メンバーの協力を得て、鋭意探している所です。
 明後日には、ワークショップや講演依頼を受けハワイ州に行ってきますが、今年11月にはハワイ州ハワイイ島で、沖縄ホヌークラブ主催、アクアヒーリング協会協賛でワークショップを行う予定です。その下調べをしっかりやってきます。
 その他、沖縄ホヌークラブ、'07年度カレンダーをご覧頂くと色々な講習企画があります。
ご友人、周りの方々にも呼びかけて多くの方々の御参加お待ちしています。

                                                     ホヌー
  


Posted by *ハナ* at 11:28Comments(0)