アオサンゴとのごあいさつ~ナウシカの谷~ @大浦湾

2008年11月06日/ 日記

先日、クラブ代表のホヌーさんと、大浦湾のアオサンゴにご挨拶に行く機会をいただきました。

世界的にも貴重なアオサンゴ、大浦湾のアオサンゴさんは昨年発見されました。
「いつかご挨拶に行こう」といいながら、なかなか果たせずに一年が過ぎ、つい先日、おとずれることができました。
以前見たことがあるホヌーさんのお話によると、それはそれは素晴らしい景色だとの事。

近くの浜から海へ入ると、浜辺近くのサンゴ礁は、ほとんど全滅でした…。ほんとうにこの海にアオサンゴの群落があるのだろうかと思うような光景。魚たちも少ない、寂しい海です。
それでも沖へ沖へ泳いでいくと、なんともいえないサンゴの姿が…。
アオサンゴでした。太陽の光を浴びて、微かに骨格の青がブルーグレーに透け、まるでサンゴ自身が光っているかのような美しさです。
アオサンゴとのごあいさつ~ナウシカの谷~ @大浦湾アオサンゴとのごあいさつ~ナウシカの谷~ @大浦湾
アオサンゴとのごあいさつ~ナウシカの谷~ @大浦湾アオサンゴとのごあいさつ~ナウシカの谷~ @大浦湾アオサンゴとのごあいさつ~ナウシカの谷~ @大浦湾
周りの景色とは全く違う、いのちあふれるサンゴの山と谷。
暫し、言葉を失い、胸に焼き付けたのでした。

海を後にした後、言葉はなにも出てきませんが、あの光景だけは、鮮明に目に焼きついていました。
翌日、ホヌーさんとのお話の中で、ホヌーさんが言葉にした、「まるでオアシス。ナウシカの谷のようだったね。」という一言。一晩あけて、じつは私も、そう思っていたのでした。
いのち枯れてしまった死の世界にある、いのちあふれる谷。
アオサンゴの谷には、まだ、沢山のいのちが、にぎやかに、すこやかに、はぐくまれていました。

*アオサンゴとは、サンゴの骨格が通常白いのに対して、シアンブルーのような青色をしているサンゴ。
 世界的にも貴重で、これほどの大きな群集は、日本では、石垣島の白保とここ大浦湾でしか発見されていないそうです。白保のアオサンゴと、大浦湾のアオサンゴは、形がまるで違うそう。興味深いですね。



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Posted by *ハナ* at 17:15│Comments(0)
 
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